佐々木農業研究会食味ランキング

平成27年産の数値について
27年産米食味分析鑑定コンクール出品集計表

平成27年産は、食味鑑定団の検査件数が少なく、統計としてお示しすることはどうかと考えました。
このかわりに、米・食味分析鑑定コンクールの成績をまとめてみました。

食味値 整粒歩合 一次突破
滋賀旭27号 1 83.0 77.4
ミルキークィーン 4 79.8 2
きぬむすめ 7 79.6 79.6
みどり豊 10 84.8 73.2 4
コシヒカリ 53 82.4 74.0 14
ヒノヒカリ 6 79.5 74.5
秋の詩 7 82.3 71.3
夢ごこち 3 84.3 69.2
にこまる 4 83.8 69.3
日本晴 3 79.3 73.0
キヌヒカリ 8 77.4 73.3
みずかがみ 14 72.6 75.0
夢の華 2 78.5 67.6
あきたこまち 1 71.0 63.5
加重平均 80.6 73.7

 整粒歩合、食味値は(株)静岡製機製
 食味分析用用の機器は、近赤外線分析方式となっております。
 近赤外線測定法は、タンパク質の割合で数値が出されており、近年、有機肥料を使用する
 栽培方法では、単品では正確な数値を示さない事があります。
 整粒歩合および食味値の数値は、高いほどよいお米です。
 食味値の標準は、一般の日本晴で70点です。
 整粒歩合は、70%で1等の目安となります。
 一次予選の突破条件は、低アミロース米(ミルキークィーン)は、食味値80点以上のみ、その他は食味値85点以上、整粒歩合
75%以上が条件付けられています。
 複数出品された品種を見ると、「コシヒカリ」と「きぬむすめ」はバランス的に品質が良いと言えます。
 「にこまる」は収穫時期が遅れ、出品に間に合わせるために無理をして早く収穫したため、整粒歩合が悪くなっており、
市場流通の物は、これよりは品質は高くなっています。
 佐々木農研から出品されたお米は、コシヒカリで8サンプル中7サンプル、ミルキークィ−ンは2サンプル中2サンプルが1次
予選を通過しています。

平成26年の数値について
※佐々木農研では、産地・品種の食味調査(((株))サタケ食味鑑定団)による食味ランキングにより、消費者の
皆様がお米をお得に買っていただけるよう情報提供いたします。
 また、生産者が、何を作れば良いかの参考にしていただければと思います。
情報は、随時更新していきます。

26年産調査結果

産地 品種名 食味鑑定値
1 滋賀県 夢ごこち 2 86.5
2 滋賀県 ミルキークィーン 9 86.2
3 滋賀県 きぬむすめ 4 83.7
4 滋賀県 コシヒカリ 44 82.3
5 滋賀県 レーク65 2 81.1
6 滋賀県 キヌヒカリ 14 80.5
7 滋賀県 加重平均 93 79.9
8 滋賀県 あきたこまち 1 76.4
9 滋賀県 にこまる 5 76.1
10 滋賀県 みずかがみ 3 75.9
11 山形県 つや姫 1 75.0
12 滋賀県 秋の詩 3 74.9
13 滋賀県 旭27号 1 72.5
14 北海道 ゆめぴりか 1 72.0
15 滋賀県 ひのひかり 2 70.4
16 滋賀県 ゆめおうみ 1 69.7
17 滋賀県 日本晴 1 64.6
18 滋賀県 ハナエチゼン 1 55.0

参考:標準値、一般コシヒカリ80点、日本晴70点。
    サンプル数1点のものは、精度が低いのでご留意下さい。
    某スーパーの販売価格 
     精米5kg袋で
     コシヒカリ   1660円、 
     キヌヒカリ   1780円、 
     ゆめおうみ  1780円、 
     みずかがみ  1880円、 
     精米1kg袋で 
     つや姫      494円、
     ゆめぴりか    494円、
    今後、他県産のものも調査していきます。 
    食べ比べ用と広告されているが、食味値70点台でどう食べ比べするのだろう?