佐々木農業研究会について
 訪問者の皆様へ
 佐々木農業研究会では、米の高付加価値化をすすめるため、普通に流通している米との
差別化を図るため、食味の根拠を示す方法を模索します。
 この中で、全国レベルで実施されているコンクールなどへの対応や会員の中での申し合わ
せによる、差別化表示、広報活動などの団体行動により、市場での優位性を進めます。
 当初は、設備の充実を図るため、順次検査機器を導入しますが、高価な検査機器の導入
には、入会いただく皆様にご協力をお願いしているところです。
 皆様へご提供できる役務としては、本来自分たちで試さなければならなかった資材の効果
や実証試験について、会員がそれぞれ分担することで効率的に効果の確認が行えます。
 導入した検査機器を用い、いつでも食味に関する検査が可能となります。
 検査機器も機動性を重視し、効率的に効果の上がるよう検討します。
 複数の検査機器で検査することで、測定結果の信用性を高めます。
 民間や公的機関の実証結果を基に、効率的に食味の向上に誘導します。
 なお、これらの結果は、生産者自らが交渉できる材料に活かしてもらうこと、また、一部の
極めて評価の高い米は、独自に販売ルートを開拓していきます。
 
佐々木農業研究会の利用料金の一覧

佐々木農業研究会の利用料金の一覧
☆研究会への入会に関わる入会金 3万円(最初の一回のみ)
 (平成29年1月1日以降の加入者については、5年後の返金はありません。)
 会員の対象者:全農およびJA、全農およびJAに所属する者
          米穀店,肥料商組合関係者およびその生産者グループ
          米生産者および生産者グループ
          消費者および消費者グループ
          食品関連会社
          肥料・資材製造販売関係企業
          滋賀県職員以外の研究機関および行政機関に所属する者

注:企業、団体、個人での加入、または生産者グループでの加入も入会金の額は同じで、
 一団体としての扱いとなります。
  グループでの加入は、会員個々での検査依頼の受付は行いませんので、代表者を決め
 グループ名で申請下さい。
  9月から10月までのコンクール用サンプルの食味計分析は、一団体あたり50点ま
 でとします。
  9月から10月までの炊飯食味計分析は、近赤食味計で85点以上のものを優先的に
 行います。
  9月から10月はコンクール用に準備されたサンプルを優先します。
  コンクール時期以外の依頼は、特に制限はありません。
  会員の定員数は、名誉会員、永久会員、一般会員の合計で、500団体(1団体は10名
を限度)までとします。
  地縁による研修会組織は、1団体と読み替えることを可能とします。
※ 平成28年12月31日以前にご入会された団体には、5年以上入会金の額を維持し
 ていただいた団体については、入会金の返還と永久会員のへの登録を予定しています。
  29年1月1日以降の加入においては、永久会員の扱いとなります。
  名誉会員および永久会員は、研究会が存続する期間、普通会員と同様の特典を受けて
 いただきます。
  JA等企業の場合、職員10名を限度に一団体として支援させていただきます。

会費が高いとお考えの方へ
 個人で食味計を購入すると、近赤計では160〜500万円
                   炊飯食味計560〜1120万円 
                   計720〜1620万円
一方、検査で食味値を依頼すると、近赤計は1点2100円(水分30%から籾で測定可)
                   炊飯食味計1点4200円(精米) 
炊飯食味計では、4200円−1500円=2700円 →11点以上の分析で解消されます。  
近赤食味分析では、2100円−500円=1600円→18点以上の分析で解消されます。
その他の分析でも、個人ではそろえる必要のない分析機器を、生産者が容易に使用できる
事を目標にします。

入会者の特典
 検査料、指導料、年間契約指導料がお安くなります。
 検査結果から、どのように改善すれば良いか、処方箋を作成しお渡しします。
 処方箋を元に、次年度の対策をご検討いただけます。
会員価格
☆検査料・指導料(消費税含む)
     近赤食味計               500円(1点当たり)
     炊飯食味計または味度メーター 1500円(1点あたり)
     米の鮮度評価 100円(1点あたり20点から)
     電子顕微鏡写真            500円(1点あたり)
     アミノ酸定量測定          5,000円(1点当たり)   機器導入後
     味覚メーター値          10,000円(1点当たり)
  ※いずれも、検査結果と併せ診断と改善に向けた提案書を添付します。
   籾、玄米のいずれでも同額です。

☆出張現地指導料 2時間未満                6,500円 (資料作成なし)
         2時間〜3時間または15筆以上10,000〜15,000円(資料作成なし)
         3時間以上   50筆以内          30,000円(資料作成なし)
             いずれも滋賀県内は交通費を含みます。

☆研修会集合指導 30分以内      7,500円(資料作成有り)
            30分〜1時間   10,000円(資料作成有り)
            2時間以内    20,000円(資料作成有り)(年間複数回は15,000円)
            2時間以上    内容ご相談による別途見積もり
            研修会に用いた資料の利用権は譲渡します。
            資料印刷費は、主催者でお願い致します。

☆電話指導料   5分以内無料
           10分以内     1000円
           30分以内     3000円

非会員価格
☆検査料・指導料(消費税別)
     近赤食味計             1,500円(1点当たり)
     炊飯食味計または味度メーター 3500円(1点当たり)
     電子顕微鏡写真         2,000円(1点当たり)
     アミノ酸定量測定値       20,000円(1点当たり)
     味覚メーター値 最初の5点までは20万円、5点以上は1点に付き2万円
     この他に、試料調製費用1点に付き3000円が必要となります。
     ※診断および改善に向けた提案書は添付しません。
     籾の場合、籾すり代として別途1000円が必要となります。
     ※ 電子顕微鏡、アミノ酸定量測定、味覚メーターは機器導入後。

☆出張現地指導料 2時間未満             15,000円 (資料作成なし)
             2時間〜3時間または15筆以上20,000〜30,000円(資料作成なし)
             3時間以上   50筆以内    50,0000円(資料作成なし)
             いずれも滋賀県内は交通費を含みません。

☆研修会集合指導 30分以内     15000円(資料作成有り)
            30分〜1時間   20,000円(資料作成有り)
            2時間以内    30,000円(資料作成有り)(年間複数回は25,000円)
            2時間以上   内容ご相談による別途見積もり
            研修会に用いた資料の利用権は譲渡しません。
            資料印刷費は、主催者でお願い致します。
                     いずれも交通費は別料金となります。
            10km未満   500円
            20km未満 1,000円
            30km未満 1,500円
            40km未満 2,000円
            50km未満 2,500円

☆電話指導料   5分以内無料
            10分以内     1500円
            30分以内     3500円

注:味度メーター、電子顕微鏡撮影、アミノ酸定量分析、味覚メーターの測定は、機器導入後に行います。

☆年間契約指導料
  土地利用型経営者向け
   食味向上、収量向上、従業員の資質向上など、年間契約の制度です。
   経営規模 50ha以上(または5人以上) 指導料  50万円  指導ほ場5筆程度
    〃    20ha以上〜50ha未満(2〜5人)    20万円  指導ほ場2〜3筆程度
    〃    10ha以上〜20ha未満           10万円  指導ほ場1筆程度
    〃     10ha未満                    5万円 指導ほ場1筆

   契約は、単年度で結果を出すことが難しい事が多いので2年間を基本とします。
   契約の延長、単年度での打ち切りも特に制約はありません。
   契約の年度は、2月初め〜翌年の1月末の1年を基本と致します。
  2年間の場合7月〜翌々年の9月とします。(年間契約の2年分が料金となります。)
  
  ※会員特典
     上記年間料金の他に、割安一律5万円のコースを設けます。
     集合研修と現地指導のみの場合年間6回の技術指導。
     栽培期間中の随時指導の場合は、5〜9月と食味測定4点分。
     近赤食味計分析150点まで
     炊飯食味計で50点まで
     上記の内容を混合して利用する場合は、5万円で5,000ポイントとし、各
    内容をポイントで計算し、積算で5,000ポイント以内となるようにプログラ
    ムします。(端数が生じる場合5,000ポイントを超える場合も認めます。)
     近赤外線食味測定  33ポイント。
     炊飯食味測定    100ポイント
     コンクール用     160ポイント
     現地指導       850ポイント
     集合研修       850ポイント
     
    (例:近赤食味計149点、炊飯食味計1点 → 近赤食味計換算で5025点
    ですが、ここまでは良しとします。)
     複数のグループを統括される代表者様が主催する複数のグループを対象に実施
    される研修・検査等については、代表者単位で1グループの申し込みとすること
    ができます。
     会員様には、SNSまたはメールの通信環境を整えることを前提とした指導を
    行います。
    指導の内容
     食味向上指導: 講座 食味向上の基礎、改善提案書、田植え2週間後の
           指導、穂肥等指導、収穫前後の籾タンパク含量測定、
           籾すり後食味計検査、次年度改善提案書
     収量向上指導: 講座 収量向上の基礎、改善提案書、田植え2週間後の指導
           穂肥指導、 次年度改善計画書
     従業員・職員資質向上指導: 講座 稲、麦、大豆の生態の基礎
           生育調査指導、稲幼穂確認指導、麦幼穂確認指導(必要により)

☆その他民間事業者向け(平成27年度から年間5点程度)
     土地利用型会員での実証設置、調査、食味分析 1点 10万円(年間)
     内容 生育調査、収量調査、食味調査、病害虫防除効果調査、対照区比較
     費用の内容 生産者への謝礼、調査費、
     食味分析費(近赤食味計、炊飯食味計)
     分析の再委託(成分分析、アミノ酸一斉分析等の経費)
     簡易な調査は、別途申し受けます。
     なお、気象的要因により、結果がでない場合もあります。
     結果の良好なものは、会員へ紹介していきます。

  公的機関・外郭団体での相談料
     食味向上、収量向上、地域活性化の年間を通じたアドバイス・助言を行います。
     区域の水田規模10,001ha以上    1,000万円
            5,000〜10,000ha      500万円
            2,000〜5,000ha       250万円
            200〜2,000ha         100万円
            200ha未満               50万円

     不定期の一時相談は、非会員出張現地相談と同額とさせていただきます。

食味コンクールの測定 行政期間単位で30万円
     測定点数の目安
     出品点数800点以上の場合    近赤外線測定800点以上       炊飯食味測定  20点
           400点〜800点の場合  近赤外線測定400点〜800点    炊飯食味測定  40点
           200点〜400点の場合  近赤外線測定200点〜400点    炊飯食味測定  60点
           100点〜200点の場合  近赤外線測定100点〜200点    炊飯食味測定  80点
           100点以下         近赤外線測定・炊飯食測定の両方を出品数と同数。

☆その他経営支援アイテム
 佐々木農業研究所 ステッカー 1500円(一枚)
 佐々木農業研究会 幟      2500円(1セット)
   近赤食味計、炊飯食味計数値の合計が170点以上の米の販売者専用あり
 商品用佐々木農業研究会ラベル
 (金(近赤食味計、炊飯食味計数値の合計が170点以上) 1枚10円印刷費込み)
 (銀(近赤食味計、炊飯食味計数値の合計が160点以上) 1枚10円印刷費込み)
 (青(自己研鑽中)1枚10円印刷費別)
 会員様においては、佐々木農業研究会名義で、販売促進の恩恵を受けていただけるよう活動致します。
 その他、講演等については別途相談に応じます。